変な子。

2004年11月27日
アイツは、そう。変な子。変な奴。
誰彼構わず……じゃないけど。そこは少し、救いだと、思うけれど。
異性にも、抵抗なく抱きついたり、くっついたり。
まぁ、今は一応は、二人にしか、してないと思うけど。

肩を組むのも、抱き寄せるのも、抱きつくのも、膝枕も、手を繋ぐのも。
全く抵抗がない、と。言う。
それはそれで、異性として見られてないってことで、悲しかったりして。

だけど、そうして、無意識の行動で、本人に何があるわけでもなく、私の心を、左右する。

メールでも、あっさりと、「大好きだよ」と言う。
私の言う、本当は言いたい、「大好き」とは、違うのに。
嬉しいのかどうか……

無自覚は、酷いと思う。

自覚なしに、酷いことを言う。

「大好き」も、そう。
「これからも傍にいて」と。

私は、違う形でのそれを、望んでいるというのに。
私が、伝えると、やっぱり壊れてしまうんだろうな、と。
そう思っては、言わない方がいいのだろうかと考え。
そうして、それも出来ない、と結論。

ここまで誰かを好きになることは、初めてで。
伝えようと思ったのも、初めてで。
もしかしたら、こんな風に思えるのは、最初で最後かもしれなくて。

アイツのタイプをあの子が聞いた。
それは、同じクラスの、年上の、お姉さんっぽくて、年下っぽくて、格好良くって、可愛くって、元気で、明るい、子だった。

それを聞いても、さして動揺はなく。
「だから何?」というくらいのもので。

諦め、なのか。何なのか。
自分自身でわからないけれど。

どっちにしろ、実際好きになる人と好みのタイプは、一致してるとは限らない、というのも、ある。
私だってそうだから。
といっても、私にはタイプらしいタイプなんて、考えもつかないけれど。

とにかく、アイツは変な子。
それが、私のアイツに対する全て。

せめて、近づけるようにはなりたい、とは思うけど。
それはそれ、これはこれ。で、終わる。
だって私は私でしかないんだから。

話すのも、傍にいるのも。
その子じゃなくて、私とあの子だから。
人前で眠るのも。
私の知る限りでは、私の前でだけだから。

とりあえず、変な子。
それだけは、確かなことで。
そう思いながらも、好きで。
それは、自分が思っているよりも強く、確かで。

切り捨てようと、思うけど。
今だけは、とも思って。

矛盾を抱えて、日々を過ごす。

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