儚い光

2004年11月28日
朝方までやっていたメールが、妙な流れで真面目な話になった。
三人でやっていた。
それぞれが、二人と、遣り取りをしていた。

メールは、携帯は、怖い、と、思った。

知らないところで展開される会話。
そこから、巻き込まれて。
向こうでどんな話をしていたのか、わからなくて。

私と違って真面目な子だから。
痛いところを突かれて、苦しんだんだろうね。
私も、痛かった。
逃げていたから。逃げて、いるから。

進路、という。問題。
迷い。惑い。悩み。苦しみ。痛み。
私も、感じていた。

そうして、投げ出したように。

逃げ、と、思われたかもしれない。
嫌われたのかも、しれない。
と、思って。

怖く、なる。

その話を振ったのは、あの子で。
私は、責めるようなメールを続けた。
私が、痛かったから。
彼も、痛いの、わかるから。

少なからず、似ているところがある、人だから。
好きだとか、そういうのを抜きにしても、肩入れ、してしまう。

道を選ぶ。その時は、近い。
人生、先はまだ長いから、時間は、あるけれど。
ずっと、このまま過ごしているわけにも、いかないから。

だけど、こればかりは、自分にしか答えを見つけられない。

私の今の一番の望み。
それは、とんでもなく、儚い光。

あなたは、私を見てはくれない。
私を、恋愛対象には見てくれない。
私が、どれほど好きになっていても。
私が、忘れることなど出来ないほどに想っても。

あなたは、友達。

こんな気持ち、切り捨てよう、と考えて。
だけど触れるたびに愛しさは増す。
どうでもいい、と。思えればいいのに。
薄らぐどころか、募ってゆく。

あなたを失えば、生きている意味などないと感じるほどに。

儚い、光。

例えるなら、そう。そんな言葉。
希望を持てない、だけど、望み。
叶わないと、諦めようと。
思いながらも、想ってしまう。心。

いつも話を聞いてもらってばかり。
だから、それしか出来ないから。
幾らでも、話を聞かせてほしい。

追い詰めたのは彼女でも。
悩んでまだ選べないのはあなたでも。
傷つける言葉を、私も、吐いていた。
そうと知らず、きっと、傷つけた。

そうして、私は責めるの。
あの子を。自分を。

誰の味方でもないけれど。
あなたを傷つけるものは、許せない。
それが、友達でも。自分であれば、尚更のこと。

あなたが、私を傷つけても。

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